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とっぷ ぷろふぃーる さいとまっぷ れんあい おはなし
にっき きまぐれ けいじばん めーる りんく

れんあい  

 桜の時’03 ■
社会人2年目がスタートした頃のこと。
いつものように 私は2連休に名古屋から大阪へ行く。

月・火が休みの私の大阪滞在は・・・・
日曜の夜、大阪入り 水曜の朝、名古屋に戻る。
それが当り前になっていた。


少しでも長く一緒にいたかったから。


その日は 『大阪に滞在してる間のどの日かにお花見をする』と約束をしていた。
実際は私が散歩で良いからって半ば強引にOKもらったのだけど。



なおくんの行きつけのカレー屋さんが閉店することになり、私はお昼からお手伝いに。
なおくんも仕事終わりに作業を手伝い 帰るのが遅くなった。


帰りの車の中で「お花見は?」と言ったもののさすがに夜も遅い。
今年は諦めよう!そう覚悟した。
大好きなカレー屋さんの最後をなおくんと二人で見届けられただけでもよかったから。



そんなこんなでなおくんの家に帰ってきた頃には 私も花見のことはすっかり忘れてた。
早く寝なきゃと急いでお風呂に入る。
出てきてパジャマでぼーっ。


すると突然なおくんが花見のことを思い出した。



『花見行くの忘れてた。ほら!着替えろ花見行くぞ!!!』



さすがに2時過ぎてたから

「別に今度でいいよ。眠いやろ?ムリしなくてもいいで〜。」と返事。



『いいから行くぞ!着替えろ!!!』

『パジャマで行くのと着替えるのどっちがいいんや?』



「もう遅いから行かなくてもいいよ〜。しんどいやろ?」押し問答の繰り返し。


『今度って言っても1年後になるやん』

『約束してたし・・・・守らな』

『ほら、行くって言ってるんやから行くぞ!』



結局、パジャマから洋服に着替えて 真夜中のお花見へ。
強引ながらも そういう優しさに胸がいっぱいになった。


満開の桜にはちょっと早かったけどそんなの関係ない。
カメラ片手に桜を撮ってるなおくんを見て涙をこらえるのに精一杯だった。


なんでこの人はこんなに優しいんだろう?
こういう優しさを知るから 好きって気持ちがますます強くなる。




この日の桜は格別 綺麗に見えた。




半分泣きそうになりながらでの深い夜の散歩。



私はずっと忘れない。



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