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とっぷ ぷろふぃーる さいとまっぷ れんあい おはなし
にっき きまぐれ けいじばん めーる りんく

れんあい  

 れんあいにっき 

■■1月25日■■

『夢の中の感覚』


今朝、めずらしい夢を見た。



普段は絶対に見ないような内容の夢。
ハッキリとは覚えてないけど・・・・・。
なんとなく感覚だけ覚えてる。



キスとか エッチとか そういうのじゃなく











ただただ、ベッドに二人で寝転がって お話しながら抱きしめられる。











そんな夢を見た。



夢の中の私も 彼の彼女ではなく やっぱり待ってる身だったけど・・・・。
それでも夢の中での彼の胸の中は暖かくて なんだか懐かしかった。






夢の中で話した内容は覚えてないけれど きっとステキな話だったに違いない。
目覚めたとき もっと夢の中でいたかったって思ったから。


そして、なんとなく抱きしめられた感覚が 残ってる気がしたから。








なんでこんな夢見たんだろ?


あ、そういえば寝る前にふと 『もう1年以上抱きしめられてないなぁ』なんて
考えたんだった・・・・・。

ってまんま願望が夢に出てきてるだけやん。
せっかくの願望なんだから 彼女になってる夢見たらいいのにね(苦笑)





■■2月13日■■

『バレンタインイヴ』


今年も私は相変わらず 2月に入るとチョコレートに目がいき
何を作ろうか考える。


今年で5回目。
考えてみれば、もう4回も同じ人にチョコを渡している。





しかも、同じものを。





来年は違うものを贈ろう。
去年のバレンタイン 今年で最後かもしれないと思いつつ
そんなことを考えていた。

あれから1年経ち。

違うものを作るために チョコレートのお菓子の本を買う私がいた。



良いのか悪いのか わからないけど・・・・。



今年の私も 『チョコレートを贈りたい』 と思えた。
だから、その気持ちに正直に。
去年とは違うケーキを焼き 去年とは違うチョコレートを作った。


数日前に 夕飯くらい一緒に食べられたら良いなと思い メールをした。






返事はなかった。






都合の悪いときは いっつも反応がない。
慣れてたはずなのに 反応がないことが辛かった。

とりあえず、日曜日の夕方 お店に顔を出すとメール。



その日曜日が今日だった。
バレンタインイヴ。



夕方には行くはずだったのに 支度してたら遅くなって・・・・。
結局、お店についたのは19時30分。

閉店は20時。





仕事姿を眺めたり 他愛もない話をしたり・・・・。
いつもと変わらない。



閉店5分前。



これ以上ココにいたら 欲張りになる。
そう思ったので 自分から店を出た。

もうすでに、欲が出はじめていたから。
夕飯はムリでも お茶くらいは なんて思いはじめてたから。


それを振りきるかのように 『そろそろ 帰るわ』と言った。






本当は引き止めて欲しかった。
『お茶でも飲みに行くか?』って誘って欲しかった。






でも、そう言ってもらえることはなかった。
その代わりに




『また今度、時間があるときに ゆっくりな』




そう言ってくれた。
そんな風に言ってもらえたのは 初めてだった。
でも・・・・









そんなこと言っても 時間があるときなんて ないだろな。

メールすらこないのに そんなのムリやん。











そんなことしか私には浮かんでこなかった。
手紙には去年と同じく

『来年はもう渡すことないかもしれないなぁと思いながら 作りました』

そう書いた。
ウソはつきたくないから 今の私のそのままの気持ち。


もっと一緒にいたかったなぁ。
夕飯一緒に食べに行きたかったなぁ。
お茶くらい誘ってくれてもいいのに。


そんなことを思いながら 帰っていたら やたらとバレンタインで
ラブラブのカップルが目に付いた。

その光景が ものすごく羨ましくて ものすごく寂しくなった。






ないかもしれないと思っていた 5回目のバレンタインも
結局は相変わらず 気持ち一方通行だった。

チョコレートに込めた私の気持ちは いつもちゃんと届いているの?
そんなことがふと頭をよぎった。

今更そんなこと考えてもしょうがないのに。






しょうがないから、『また今度』に期待してみることにした。
今度っていつだろう???





■■3月14日■■

『ホワイトデー』


今日はホワイトデーだったんですね。



ラジオからはいつも以上にラブソングが流れてたり・・・・。
見なれない紙袋を持ってる男性をちらほら見かけました。








私も、職場の方からのお返しをたんまりともらって ダイエットって何?な状態です。


こんな風にちゃんとお返しをもらったのが 数年ぶりだったりするのです。





いや、10年以上ないかも・・・・。








渡してない時期があるってのも原因だけど・・・・。
大学の時部活仲間に配ったときも 社会人1年生で同僚に配ったときも













お返しなんてもらえなかった(泣)












お返しがないことが普通として過ごしてきた私としては 今日貰ったお返しは
小躍りしてしまいそうなくらい 嬉しかったりしたのです。



うん。
めっちゃうれしかった。
でもって、こんなに貰っていいのかなぁ?と申し訳ない気分も。











ただ・・・・・。
肝心な人からのお返しはなかったのです。





毎年、お返しが欲しくてプレゼントしてるわけじゃない。

あげたいって思うから 気持ちを届けたいって思うから 手作りして
ちゃんとラッピングして 気持ちとともにプレゼント。





だから、別にお返しが欲しいわけじゃない。







でも・・・・。














ひと言でいいから欲しかった。







『食べたよ』でもいい。


『美味かった』でもいい。


『イマイチかな』でもいい。








モノじゃなくて言葉でもいいのに・・・・。
















やっぱり 今年も全く反応がなかった。









毎年のことだけど。












まだ食べてないってことも十分ありえるけど・・・・。
きっと食べても何も反応ないんだろうな。






一生懸命 気持ちを込めて作ったけど 伝わってないのかもしれない。





■■3月17日■■

『臆病』


逢いたいから 逢おうよ。



声が聞きたかったから 電話したんだ。



繋がってるって確認したくて メールしてみた。











こういうことが簡単にできればいいのに。







こういうことを簡単に言えればいいのに。













いつも 喉元まで上がってきては 飲みこむ言葉。



番号は表示されているのに 通話ボタンを押せない電話。



打ったのに 送信せずに削除してしまったメール。












きっとまだこの時間は起きてる。

あと少しの勇気があれば・・・・・。







できない。

あと少しが とても大きな壁になる。

一歩が踏み出せない。








いつの間に こんなに臆病になってしまったんだろう?




























ただ、逢いたいだけなのに。





■■8月15日■■

『5年前・6年目』


私の記憶が正しければ・・・・。





5年前の今日。
私はなおくんに出会いました。





出会ったというか、初めて会って お話して お酒飲んで・・・・。





とにかく なおくんと関わってまる5年が経過。
5年かぁ。。。

やっぱり長いのかな?


ここ2年は1年のうち片手ですむほどしか会ってない。
最近会ったのっていつだっけ?

そんな程度。




それでも好きなの。




そう断言できなくなった 私がいる。
でもね・・・・。




やっぱり「でも」があるわけで。。。




彼からの言葉に 気持ちが浮いたり沈んだり。
無性に会いたくなったり 声が聞きたくなったり 触れたくなったり。

もう平気。

そう言い聞かせても平気じゃないときもあり。

好きなんだけど 好きなのかわからない。
そんな気持ちでの6年目突入。



昔は○○ちゃんとデートするとか △△ちゃんとエッチしたとか
今度□□ちゃんと会うアポ取れたとか・・・・
よく聞かされてたのに。



今は何も教えてくれない。何も聞かせてくれない。



私が会いに行ってても 一緒に眠ってても 他の女の子とアポが取れたら
すぐに会いに出かけて行ってたのに。



今は家に会いに行くことすらできない。



変だと言われるかもしれないけど 私は何も知らない状態より
傷ついても知るほうが良い。
他に仲の良い女の子がいるなら そう話してくれたら良いのに。
そう思ってしまう。

又聞きで聞いた 一緒に住んでる女の子のことも・・・・。

今一緒に住んでる子がいるから 家には呼べないんだって言ってくれれば
それでいいのに。



もうちょっと待って。



それで2年。
もうちょっとって ちょっとってどれくらいのことなんだろう?

彼は彼なりに考えてくれてるのかもしれない。
悩んでるのかもしれない。



もうちょっとでゴタゴタが片付くから。
そうしたらサッパリした気持ちで顔見れるから。
それまでもうしばらく辛抱して欲しい。



お誕生日に直接おめでとうが言いたくて アポ取りメールをした時に
返ってきた返事。
やっぱり私は待つしかない。



でもね、もうそう長くは待てないんだよ。
私も もういつまでも待てる訳じゃないんだ・・・・。

ただ好きだから。

そう言ってても良い年齢じゃないんだってさ。
私は、私の気持ちは 待っていたいけど・・・・。


現実はそう甘くなく 『結婚』という2文字も気にしなくてはダメで
結婚なんて現実に考えると 一番難しい相手。
好きだけど 幸せになれる自信は・・・・。



6年目の始まりに。
考えることは、純粋に好きだけじゃダメということで・・・・。
5年前の好きという気持ちだけで突っ走れてた自分を羨ましく感じたりする。



彼のゴタゴタが片付いた先に 何があるのかわからないけど。
多分、片思いのまま このまま7年目に突入はないような気がする。


6年目。
きっと何かが変わる。きっと何かが動く。





■■9月21日■■

『勇気を下さい』


7月の末。


私はなおくんにメールをしました。
お誕生日のお祝いをしたかったから。
直接「おめでとう」が言いたかったから。





でも、断られました。





スッキリしてから顔が見たいから。という言葉で。













それから50日以上。
メールも電話もひとつもありません。









決めていました。
私の誕生日までに何もなかったら 私が動く。と。



明日(22日)が、私の誕生日です。
覚悟を決めて 今日、メールを送りました。





『明日の夜は何か予定ありますか?






疑問形はおかしいか…。
明日、○○さんに予定があってもなくても、仕事終わりに行きます。

残業しなかったら閉店までに間に合うし。
間に合わなくて会えなかったらそれはそれでしょうがないや。



○○さんの都合ムシしてゴメン。
でも、私にはこうすることしか浮かばんかったから。

以上。
ヨロシク。』




このメール送るだけなのに、送信ボタン押すだけなのに。
緊張で吐き気がしました。全身に鳥肌が立ちました。

まだ、コレだけのプレッシャーを与えられる人のようです。



去年は思いがけず指輪をもらいました。
指輪にどんな意味があるのかもわからず、もう1年。

今度こそは、彼の口から気持ちを聞きたい。
ダメならダメで終わらせたい。



『おっけー。
どないしようかと思ってたんだ。
あんまし時間は取れないけどな。』



予想以上に軽い返事に・・・・。
やっぱ、今年も丸め込まれるんじゃないかという気がしてきた。
まぁいいかーって思っちゃうんじゃないかと。

もう、それは終わりにしなきゃなのに。




どうか、彼にちゃんとぶつかっていける勇気を下さい。
砕けてもいいから、ちゃんとぶつかる勇気を下さい。



26歳こそは 新しい自分になりたい。
そう思うから。





■■10月8日■■

『誕生日』


誕生日だから、決着をつけたいと思った。
ダメだとしても再出発。めでたい。そう思えるからこそ
誕生日に何か結果が欲しかった。


そんな意気込みで誘ったのに・・・・。
結局軽く逢えることになってしまった。




前日に伝えたいことをまとめようと思ったけど 結局頭の中からっぽ。




仕事を定時に終えて、難波へ向かう。
なおくんの仕事は20時まで。

19時50分なおくんのお店の近所に到着。
近くの喫茶店に入ろうとするが 閉店時間で入れなかった。
結局、近くのマクドナルドの周りをウロウロ。


時間が経つに連れて緊張する。やっぱもう逢いたくないや。
なんて思ってしまう。



思いがけず地元の友達からおめでとうの電話が入る。
なおくんからの連絡を気にしつつ 友達との電話で気を紛らわす。
電話の途中でなおくんがやってきたので電話を切る。

いつものことだけど、バイクを外に置いたままだと気になって
落ち着かないのでお店に入れず・・・・。

結局、バイクが目の届くマクドナルドの外のテーブルへ。


席についてすぐ、バイクの中からおもむろに箱を出す。






『ハイ、プレゼント』





あ、このブルーは・・・・。
ティファニーの箱。



ビックリした。
前日に言ったから 何も用意されてないと思ってたのに。









「ありがとう」それしか言葉が出ない。





「開けてもいい?」





『うん。中身、違ったりして(笑)』なんて なおくんが言う。





「別に中身なんか違っててもいいよー(笑)」

そんなことを言いながら箱を開けようとするが、緊張して手が震えてる。
なかなか箱を開けられない。
私がアタフタしてると、『飲み物買ってくるわ』となおくんが席を立つ。

その間に悪戦苦闘。
なおくんが帰ってきた頃にやっと開いた。




ネックレス?チョーカー?が入ってた。




「ありがとー」




すぐにつけてみたかったけど、恥かしくて、すぐに箱に戻した。


「今日買ったん?」なんて聞いてしまう。
いつも、もうそんな時期かーなんて言う人だから。




『違うよ。買っとったよ』




「うそー。いつも誕生日なんか覚えてへんやんか」



『たまには覚えてるねん』



「そうなんや。ありがとう」




突然のことへの驚きと、嬉しさでめちゃめちゃ照れる。

その後はいつもと何も変わらない なんでもない会話。
普通にお話しながらも私の心中は穏やかでない。



『着けてみーや』


そうなおくんが言ったのでプレゼントを着ける。
というか、着けようとしてもまたまた緊張でなかなか付けられない。
ひとり悪戦苦闘。
めっちゃ恥かしい。

チラッとなおくんの見たら ニコニコして私を見てた。
さらに照れる(苦笑)

なんとか着けられた。
それだけのことなのに、究極に恥かしい。
更に、サラっとなおくんが言う。






『一応、この指輪と一緒やで』






なおくんの中指に入ってる指輪と同じデザインだった。
ちゃんと向き合おうって決めたのに・・・・。
いきなりこんなプレゼントもらったら言い出せんやん。
でも、意を決して言う。



「あーっ。もう。こんなんもらったらなんも言えんやん」




『なに?』



「ん?聞きたいこととか話したいこととかいっぱいあったのに
もうなんて言ったらいいかわからん」



『なに?』



「んー。じゃあ・・・・・・。




・・・・・先月言ってたゴチャゴチャってなに?」





『・・・・・まだ、今放り出せる状態じゃないからなぁ』
『もう少し待って欲しいさ』



「そっか・・・・」
「その人ってどういう人なんか聞いていい?」






『もうちょっと待って』






「じゃあ、その人って私がこっち戻ってくる頃の人と同じ人?」



『うん』



「そっかー。でも、そのことも私直接聞いてないんよね?」
「自分で探り入れて知った情報やし。」


『うん』



「いきなり、なんも教えてくれへんようになったやん。」
「前はなんでも言ってくれてたのに。」
「別に他に人がいるって言ってくれてもいいのに。」
「そう言われたら私もそれなりに覚悟するし、考えるし・・・・」


「結局、私だけ何も知らんままで どう思われてるんやろ?とか
嫌われたんちゃうか?とか不安になるばっかりやん」


「何も教えてもらえん状況が一番辛い」


「言われるのは、もう慣れてるやんか(苦笑)」
「今までずっとそうやったし」
「だから、何も知らん 何もわからんって状況の方がキツイ」


「今回やってな、先月ゴチャゴチャが片付くまで待ってって言われたから
あぁ、待とうって思ったよ」

「落ち着くまでは私からメールとか電話とかせん方がいいって思ったから
私からは一切何もしてなかった」

「メールも電話も我慢してたよ」

「何かアクション起こしてくるまでは待とうって」




「でも、1ヶ月以上何もなかったやんか」

「そーいうことは、私への気持ちってそんなもんなんかなーって」


「やっぱ私には気持ちないんやなーって」
「やから、今日は誕生日やし いい機会やからダメならダメって
言ってもらおうと思って。」
「アカンかったら新しい歳やし再スタートってできそうやし・・・・」



私が一方的に話してしまった。

ひと呼吸おいて なおくんが言う。




『そんなん思って来たん?』



頷く。





『泣くなよ』





「泣かへんよー」






『んー。もうちょっと長い目で見て欲しいさ』
『詳しくは言えんけど、落ち着いたらホンマに一緒に住みたいって思ってる』
『辛い思いさせるけど、待ってて欲しい』




「うん。・・・・うーん」



「でも、私もそんなに待つ自信もないよ」




『それはしゃーないな』
『今が一番良い時期やから 待ってって縛り付けるのは悪いって思うし』
『だから、そんなにムリは言えんし・・・・』
『待てなかったらそれはしょうがないよ』



「うん。」
「私ももっと若かったら素直に待つって言えるのに・・・・」
「今の私には「ずっと待ってる」って言いきれん」
「他の人に目がいくかも知らんし、これだけはもうなんとも言えんわ」


「よく言われてたけど、私も先のことはわからんもんね」

「もし、待たれへんかったら・・・・ごめんな」


「あ、あと・・・・」
「このままやったら私はいつ実家に帰るかわからへんよ」
「ってか今は帰る確率の方が高いと思う」


『それは別に大丈夫やろ?』
『たまに来たらええことやし・・・・』


「名古屋より近いか(笑)」


『そーやな』


「むしろ、名古屋の時よりこっちに来てからの方がある意味遠いもんね」



『・・・・・うん。』



『変な男に捕まってしもたなぁ(笑)』




「あーホンマやでー。」
「んー、やっぱそうなんかなぁ?」



そんな感じでお話終わり。
結局ハッキリとした結果はまたおあずけ。

というか、きっと私の気持ちで決まること。
私は自分から去っていく勇気はない。
なおくんも私を手放す気はない。


私がスパッと諦めるって決めたら終わること。
それができないなら待つしかない。


でも、待って彼女になったとして、一緒に暮らすことになったとして
私が望んでたのはコレなのか?って考えるとわからない。

好きだから一緒にいたい。

でも、もうそれだけでいい年齢でもない。
将来も考えなきゃならない。





結婚?

それを考えると、私はなおくんと結婚して幸せになれる自信はない。
親を説得する自信もない。

気持ちは幸せでも、実際の生活を考えると・・・・。
現実的な目で見るとやっぱり結婚相手ではないんだと思う。



そう考えると・・・・自分から去るべきなの?
でも、結婚相手には考えられないから去るってどうなんだろう?

まだ結婚願望ないのに。
周りからのプレッシャーはあるけど。




わからない。




気合を入れて待たなくても きっと私は結果的に待ってた
なんて状態になるんじゃないかと思う。
他に目を向けよう 目を向けようとした1年の結果が
何も変わらない現状維持なんだから。



複雑な気持ちを全部無視すれば・・・・
本当に嬉しかった。プレゼント見ては照れ笑い。の繰り返し。

私が一方的に話した後、なおくんの答えを聞く時、ちゃんと顔を見た。
ものすごく優しい顔をしてた。

いつもそんな話のときは俯いたまま 目を合わせられなかったから。

その顔を見て
あー、私 まだこの人のこと好きなんだって思った。



私はどうすればいいんだろう? どうしたいんだろう?
嬉しいのに なんか複雑。


そんな26歳の始まり。





■■11月8日■■

『思い出す気持ち』


10月の末にバイクの事故を見た。
秋から冬にかけてのこの時期の事故は 私に色んな気持ちを思い出させる。


過去2回、この季節になおくんはバイクの事故にあってる。
しかも、1年おきに。



2001年と2003年。









次は2005年?今年?








そんな話を誕生日になおくんと話したっけ。
なんて考えてると、ものすごく不安になってきた。



もしかして、事故で入院してたりして・・・・。



一昨年の事故は、全く私に連絡がなかった。

『なおくん事故ったらしいなぁ』

そんなメールで知らされた。
今はそんな情報流してくれる人がいないから、もし事故っても
私に連絡が来る可能性は低い。






あまりにも不安になったので なおくんにメールを送った。



『バイクの事故見ちゃったよ。時期が時期だけになおくんも事故ってないかって
気になったからメール送ってみた。

実は事故って入院中やねん。なんて返事がきてもおかしくないもんなぁ(苦笑)』



ここ最近、メールを送っても何の反応もない。
まぁ、これもムシされるんだろうなぁと思ったら 返事がきた。







『大丈夫!











だと思うよ。』







この先事故にあわないとは限らない。
バイクに乗ってる限り覚悟してることだから と言う意味がこもっているらしい。
一応、心配して送ったメールには反応してくれるんだ。
そんなことを考えながら、無事なことにホっとした。



もう、あんな思いするの嫌だもん。



そんな気持ちを思い出しながら1週間ちょっと。
少しずつ思い出して、久しぶりに「れんあい話」更新です。

この頃の出来事って見事に日記に書いてない。
だから、記憶もあやふやで 思い出すのは感情ばっかりで・・・・・。
なんかわかりにくくなってます。




お暇な時によかったら読んでください。





■■12月17日■■

『特別な日』


12月17日はまだ私にとって特別の日だった。

毎年、この日が近づくと情緒不安定になり、ネガティブになる私。
今年はそんなことなかった。


なかったのに・・・・・


やっぱり、当日になると色々考えてしまう。
なおくんとバイバイしたあの日から今日でまる4年。
あの頃の自分と今の自分を比べたり、あの頃の気持ちを思い出して
胸が潰されそうな思いになることはなくなったけど

それでも、私にとっては大きな何かがある日。

毎年、あれから○年です。というメールを送る。
毎年、いつもは言えないことをメールする。




ダメならダメだとハッキリ言ってください。と。




去年、一昨年はこんな内容だったように思う。
さすがに今年はもうメールもやめようかと思った。
でも、送ってしまった。
やっぱり送らなきゃいけない気がした。


ただ、今年の内容は少し違う。



・あれから何年経ったとか、あの頃より変わったとか変わってないとか
思いつめることはなくなったということ。

・頑張って待つとか思ってないけど、それでもたまに声が聞きたくなったり、
顔が見たくなったりするということ。

・お互いのタイミングが合うまで待てたらいいな。という気持ち。

・でも、ムリせず私は私のペースで進むということ。



こんな内容のメールを送った。
どうしても17日中に送っておきたくて日付変更の20分前やっと完成。送信。

前のように送信に何度もためらうことはない。
でも、送信ボタンを押したあとは 胸がギュっとなった。

なんだかんだ言って4年前と同じことを言われるのが怖いんだ。
どこかでやっぱり好きって気持ちと、待ちたいって気持ちがあるんだ。



3時間以上経ってから返事が来た。









『すまんな。 もう少し待っててな・・・ もう少しやから』









私の「まだ?」という言葉で焦らせたくなかった。
それで負担になりたくなかった。

やっぱり、プレッシャーかけてるのかな?



この返事を読んで、涙が出た。
嬉しいからじゃなく、どうしていいかわからなくなって・・・・。






待ちたいけど、もう待てないかもしれない。
「もう少し」が間に合わないかもしれない。

というか、もう間に合ってないのかもしれない。




待った先にあるものを考えると、どうしようもない気持ちになった。




祝福されないカップル。
将来への不安。



好きだけど、一緒に幸せになる自信のない自分。







それでも、たった3行の返事が嬉しくて・・・・・
やっぱり待ちたいと思う気持ちが強くなって。




どうしようもない涙が出た。


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